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この前のクリスマスにフィンランド人の友達から送られてきたプレゼントには、ゲイの人物をモチーフにしたデザインのユニークな切手が貼ってあった。
こんなデザインは日本では見たことがない。フィンランドでもこのデザインの好き嫌いが分かれたらしい。
ぼくも、プレゼントをくれた友達もゲイではないけれど、こういう話題がオープンに議論できるのは、フィンランドらしいともいえる。
前回の2012年の大統領選挙で、決選投票に残った緑の党のPekka Haavisto 候補はゲイの人だ。結局、フィンランド第12代大統領はサウリ・ニーニスト(Sauli Niinistö)氏に決まったが、結果は僅差だったそうだ。
ひょっとしたらゲイの大統領が生まれていたかもしれないが、かなりギリギリのところで、フィンランド国民は、伝統的とういうか常識的な判断を下したのだなと思った。
2012年の2月から3月にかけて一ヶ月ほど、僕はたまたま、フィンランドに滞在していた。ヘルシンキ市内のサウナ屋に入ると、裸のフィンランド人のおじさんたちが汗をダラダラと流しながら、ゲイの大統領候補の話題をしていた。
ただ、サウナは本来リラックスするために訪れるところなので、そんなに白熱した議論にはならない。それでもサウナで政治のことが話題になるなんて、やっぱり大統領選挙というのは特別なのだろう。
ともあれ、大統領がゲイかどうかということよりも、国民のために政治を行うというのが大切なことだ。最近の日本はどうだろうか。その辺がかなり怪しくなってきているのではないかと思った。
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