短篇小説 #049 ハインリヒ・フォン・クライスト「ロカルノの女乞食」、女幽霊の跫音 ハインリヒ・フォン・クライスト「ロカルノの女乞食」種村季弘訳 イギリス南部のリゾート地、バースを舞台にしたロアルド・ダールの「女主人」では、生きている女が恐ろしいと思ったが、やっぱり女の幽霊も恐い。 ... 2023.11.09 短篇小説
フィンランド 死者の日にVammalaで Vammala 2005 Finland 怪談といえば日本では8月だが、フィンランドでは、死者の日がある11月が相応しいかもしれない。 11月の初旬、フィンランドの南西部の町、Vammalaに友人を尋... 2023.10.27 2023.11.16 フィンランド
日々 シャーロック・ホームズとツバメノート ツバメノートとバスカヴィル家の犬 延原謙の訳によるシャーロック・ホームズを読み始めたのは、中学生になるかならないかの頃だった。 お小遣いを掴んで、駅前の書店まで出かけては、背表紙が空色の、久野純による... 2023.10.23 2023.10.26 日々
日々 カーラ・ブレイ at Supermarket 近所のスーパーのパンコーナーに、カーラ・ブレイにそっくりな店員さんがいた。 その店員さんの髪の色が完全な白髪であることを除けば、ストレートミディアムの髪型といい、顔つきといいカーラ・ブレイにとてもよく... 2023.10.20 日々
日々 飛騨高山に宇宙船の搭乗スポット 飛騨高山 2010年 飛騨高山の路地裏で宇宙船の搭乗スポットに遭遇。あるいはタイムトラベルのゲートか。光るゲートの明滅音がボワンボワンと聞こえてきそうだ。 いそいそと集合場所に向かう子どもたちのシルエ... 2023.09.29 2023.10.07 日々
日々 猫拾力 茶トラ 2010年 名古屋 子供の頃はよく仔猫を拾った。ほとんど10代の頃だ。最近は猫拾力がミニマムな状態が続いている。 猫拾力とは、捨て猫を見つけ、拾う能力のこと。仔猫のバイブスに敏感な幼少期に発達... 2023.09.27 2023.10.04 日々
日々 味の素パラダイムシフト 味の素 数ヶ月ぐらい前から味の素を使うようになった。何十年振りのことだ。 味の素は自分が子供の頃には身近な調味料だった。それがいつの間にか全く使わなくなっていた。 のび太がジャイアンシチュー(ドラえも... 2023.09.25 日々
フィンランド 臨フィ体験 フィンランドから日本に帰国したばかりの頃は、朝起きて自分がどこにいるのかわからなくなることがよくあった。近所から聞こえてくるおしゃべり声が、フィンランド語ではないことに頭が混乱したりもしていた。 2023.09.22 2023.10.01 フィンランド
フィンランド フィンランドで兵役義務とか期間とか 2004年、フィンランド南部の国民学校にいたときのこと。あるとき、初級フィンランド語の授業で、なぜか兵役のことが話題になった。 2023.09.21 2023.09.27 フィンランド