今年もユヴァスキュラのTiinaさんからカレンダーをもらった。２月は猫の写真だ。つぶらな瞳がこちらを見つめている。
たしか３年前も２月は猫の写真だった。日本では２月２２日は「猫の日」だけど、フィンランドにもそういう日はあっただろうか。
フィンランドの２月は一年で最も寒さが厳しい月だ。氷点下１０度以下の日があたりまえのように続く。そんな季節には「猫の日」より「猫の月（kissakuu）」が欲しいかもしれない。猫のように暖かい部屋の中で一日中ゴロゴロする月、というような。
２月はフィンランド語でHelmikuuという。Helmi は「真珠」という意味だが、小さな氷の玉のイメージが浮かんでくる。
それにしても、あんな寒さは人生で二度と経験できないだろう。貴重な体験だった。
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