フィンランドでの生活で、今でも不思議だと思うことの一つに、フィンランドのシングルベッドは、なんであんなに小さかったのだろう、というのがある。フィンランド人は男女問わず結構身体が大きいのに。
学校の寮のベッド以外では、安いホテルでも、だいたい同じようなサイズだった。そういえば、セウラサーリの博物館で見た昔のベッドも、かなりコンパクトだった。フィンランド人は昔は小さかったのだろうか。
ぼくは身長が175cmぐらいだが、うっかりすると足先がベッドからはみ出してしまうほどだ。幅も随分狭い。寝相が悪かったり、寝返りの位置によっては、ベッドから落ちる。実際、一度落ちたことがあって、自分でもびっくりした。
あの大きなフィンランド人が、小さくなって寝ているところを想像すると、ちょっと可笑しい。実際どうやって寝ているのか見せてもらえばよかった。
今はもう当たり前になったが、日本に帰ってきたとき、日本の布団ってこんなに大きかったんだ、と感動したことを覚えている。
コメント