日々 The Doppelgänger is Nigh! RICOH GXR A12 近所のスーパーのレジのお姉さんに、「あれ、さっきも来たよね」と云われた。 そっくりな人が近所にいるらしい。 2021.08.03 2022.05.19 日々
日々 丸善のブックカバー MARUZEN NAGOYA 丸善のブックカバーは、背表紙のほぼ真ん中にNAGOYAがくるようになっている。 少し東西にずれて、HAMAMATSU、KYOTOがくることもある。 きちんとNAGOYAなら、やっぱり気分がいい。 2021.07.21 2023.10.03 日々
日々 熱田神宮の御札 熱田神宮の御札 今年のお正月、初詣に参拝した熱田神宮で、久しぶりに御札を買った。家に帰ってよく見たら、「宮(グウ)」の字の「呂」にノがなく、「ウロロ」になっていた。 じっと見つめていると、なじみのある「熱田さん」が、どこか遠い世界とつながっ... 2021.04.03 2023.10.01 日々
日々 反重力のベンチを求めて 地下鉄のトンネル、名古屋 2020 名古屋の地下鉄、名城線のとある駅のホームには、誰の仕業か、座面に薄く細い線で「ハゲ」と刻み込まれたベンチが、かつて確かにあった。 僕はハゲではないし、今のところ際立ったハゲの兆候もない。だからというわけで... 2021.04.01 2023.03.11 日々
日々 高橋の匂い、高橋書店のポケットダイアリーNo.23 高橋書店のポケットダイアリー No.23 何年かぶりに手帳を高橋に変えた。 真新しい頁をパラパラめくったとき、手帳の匂いに不意打ちされた。 早朝の台所からただよってくる、出汁のよくきいたお味噌汁のような、すがすがしくて懐かしい匂いだ。 今朝... 2021.03.04 2024.02.07 日々
日々 大学は出たけれど、参天製薬の大学目薬 参天製薬の大学目薬 進行性の失明ではないかと私は動転した、そしてそのかみ、十九世紀に至るまで、ナス科植物のベラドンナから抽出した目薬を、女性のオペラ歌手は舞台に上がる前、若い娘は求婚者に引きあわされる前に、網膜に二、三滴垂らしたものだという... 2021.03.02 2023.03.11 日々
日々 ロシアのエミィ 何年か前のことだが、クラシック・ギタリストのロシア人(桑名市在住)の知人と話していたら、レコード会社のEMI(イーエムアイ)のことを「エミィ」と云っていた。 「えっ? イーエムアイのことだよね?」と、聞き返したら、「イーエムアイ? エミィで... 2021.01.25 2023.10.01 日々
日々 ポーの末裔 Cat on the Roof, Dec. 2020 Nagoya 近所の自転車屋の店主がエドガー・アラン・ポーにそっくりだ。髪型、顔つき、薄暗い店内で店番をしているときの佇まいが通称「アルティマ・シュール」と呼ばれる、1848年11月撮影... 2021.01.21 2024.10.10 日々
日々 バーネットの『小公子』に心が安らぐ 猫ヶ洞池 2020年12月 年末年始の読書用にと、図書館で借りてきた10冊ほどの本のうち、小晦日から読みはじめたエミリー・ブロンテの『嵐が丘』を正月に読み終え、ヒースクリフとキャサリンのムーアに別れを告げると、口直しというわけでもないのだが... 2021.01.15 2022.04.21 日々
日々 古井戸と茶トラ猫 古井戸と茶トラ 小春日和の勤労感謝の日の午後、大通りのすぐ裏の路地を自転車で通りがかったとき、空き地の奥に錆びついた古い井戸のポンプが目に入った。 カメラを向けてシャッターを切ろうとしたら、日影で何かがもぞりと動いた。よく見たら、短毛の茶ト... 2020.11.26 2023.09.21 日々