日々

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The Doppelgänger is Nigh!

RICOH GXR A12 近所のスーパーのレジのお姉さんに、「あれ、さっきも来たよね」と云われた。 そっくりな人が近所にいるらしい。
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丸善のブックカバー

MARUZEN NAGOYA 丸善のブックカバーは、背表紙のほぼ真ん中にNAGOYAがくるようになっている。 少し東西にずれて、HAMAMATSU、KYOTOがくることもある。 きちんとNAGOYAなら、やっぱり気分がいい。
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熱田神宮の御札

熱田神宮の御札 今年のお正月、初詣に参拝した熱田神宮で、久しぶりに御札を買った。家に帰ってよく見たら、「宮(グウ)」の字の「呂」にノがなく、「ウロロ」になっていた。 じっと見つめていると、なじみのある「熱田さん」が、どこか遠い世界とつながっ...
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反重力のベンチを求めて

地下鉄のトンネル、名古屋 2020 名古屋の地下鉄、名城線のとある駅のホームには、誰の仕業か、座面に薄く細い線で「ハゲ」と刻み込まれたベンチが、かつて確かにあった。 僕はハゲではないし、今のところ際立ったハゲの兆候もない。だからというわけで...
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高橋の匂い、高橋書店のポケットダイアリーNo.23

高橋書店のポケットダイアリー No.23 何年かぶりに手帳を高橋に変えた。 真新しい頁をパラパラめくったとき、手帳の匂いに不意打ちされた。 早朝の台所からただよってくる、出汁のよくきいたお味噌汁のような、すがすがしくて懐かしい匂いだ。 今朝...
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大学は出たけれど、参天製薬の大学目薬

参天製薬の大学目薬 進行性の失明ではないかと私は動転した、そしてそのかみ、十九世紀に至るまで、ナス科植物のベラドンナから抽出した目薬を、女性のオペラ歌手は舞台に上がる前、若い娘は求婚者に引きあわされる前に、網膜に二、三滴垂らしたものだという...
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ロシアのエミィ

何年か前のことだが、クラシック・ギタリストのロシア人(桑名市在住)の知人と話していたら、レコード会社のEMI(イーエムアイ)のことを「エミィ」と云っていた。 「えっ? イーエムアイのことだよね?」と、聞き返したら、「イーエムアイ? エミィで...
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ポーの末裔

Cat on the Roof, Dec. 2020 Nagoya 近所の自転車屋の店主がエドガー・アラン・ポーにそっくりだ。髪型、顔つき、薄暗い店内で店番をしているときの佇まいが通称「アルティマ・シュール」と呼ばれる、1848年11月撮影...
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バーネットの『小公子』に心が安らぐ

猫ヶ洞池 2020年12月 年末年始の読書用にと、図書館で借りてきた10冊ほどの本のうち、小晦日から読みはじめたエミリー・ブロンテの『嵐が丘』を正月に読み終え、ヒースクリフとキャサリンのムーアに別れを告げると、口直しというわけでもないのだが...
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古井戸と茶トラ猫

古井戸と茶トラ 小春日和の勤労感謝の日の午後、大通りのすぐ裏の路地を自転車で通りがかったとき、空き地の奥に錆びついた古い井戸のポンプが目に入った。 カメラを向けてシャッターを切ろうとしたら、日影で何かがもぞりと動いた。よく見たら、短毛の茶ト...
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