名古屋

日々

レコードプレーヤーはまだない

The Honeydrippers: Volume One 八月の日曜日に、バナナレコード栄町ビル店のサヨナラ・バーゲンで、中古のLPレコードを買った。 買ったのはハニードリッパーズの「ヴォリューム・ワン」。高校生のころよく聴いていたレコー...
日々

熱田神宮の手水舎

熱田神宮 令和3年8月15日 昨日久しぶりに熱田神宮にお参りにいったら、手水舎が復活していた。 柄杓で水をたっぷり汲んで手をすすいだ。冷たくて気持ちがよかった。 作法は気にしないが、流水手水ではやっぱり気分が出ない。 そういえば、昨日は終戦...
日々

鼻うがい

行きつけの喫茶店の女主人から、鼻うがいを勧められた。数年前から続けている習慣で、それ以来、風邪をひきにくくなり、花粉症も軽くなったとのこと(個人の体感)。コーヒーの風味が命の喫茶店としては重要なことだ。 「いつやるの?」「夜、お風呂に入って...
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フィンランド

笑うフィンランド人

円頓寺七夕まつり 2009 ……ここ二世紀のあいだ、ついぞ経験したことのない七月の白い炎熱に、町はどっぷりと漬かっていた。焼けただれた屋根の上で、陽炎がゆらめき、町中の窓という窓は開け放たれていた。萎れた木が投げかける薄い陰の下で、老婆たち...
日々

丸善のブックカバー

MARUZEN NAGOYA 丸善のブックカバーは、背表紙のほぼ真ん中にNAGOYAがくるようになっている。 少し東西にずれて、HAMAMATSU、KYOTOがくることもある。 きちんとNAGOYAなら、やっぱり気分がいい。
日々

熱田神宮の御札

熱田神宮の御札 今年のお正月、初詣に参拝した熱田神宮で、久しぶりに御札を買った。家に帰ってよく見たら、「宮(グウ)」の字の「呂」にノがなく、「ウロロ」になっていた。 じっと見つめていると、なじみのある「熱田さん」が、どこか遠い世界とつながっ...
日々

反重力のベンチを求めて

地下鉄のトンネル、名古屋 2020 名古屋の地下鉄、名城線のとある駅のホームには、誰の仕業か、座面に薄く細い線で「ハゲ」と刻み込まれたベンチが、かつて確かにあった。 僕はハゲではないし、今のところ際立ったハゲの兆候もない。だからというわけで...
日々

古井戸と茶トラ猫

古井戸と茶トラ 小春日和の勤労感謝の日の午後、大通りのすぐ裏の路地を自転車で通りがかったとき、空き地の奥に錆びついた古い井戸のポンプが目に入った。 カメラを向けてシャッターを切ろうとしたら、日影で何かがもぞりと動いた。よく見たら、短毛の茶ト...
日々

アンデルセンのダークチェリー

十月最後の日曜日、家で食べるおやつ用にと、松坂屋名古屋本店の地下にあるアンデルセンでダークチェリーを買った。
日々

ずっと低空飛行

English text At the last moment, with a bare twenty feet of runway left, Gould sat back sharply in his seat, almost pull...
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