Aki Kaurismäki / アキ・カウリスマキ

フィンランド

ジム・ジャームッシュのヘルシンキ

Helsingin tuomiokirkko Helsinki 2004 ジム・ジャームッシュの映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』のヘルシンキ編冒頭部分。マッティ・ペロンパーが運転するタクシーが、冬の早朝5時過ぎに大聖堂前の広場をぐるぐる...
フィンランド

赤いヤカンを探して、アキ・カウリスマキ『罪と罰(Rikos ja rangaistus)』

「処女作にその作家のすべてがある」と言い出したのは誰か知らないが、アキ・カウリスマキ(当時26歳)の処女長編映画『罪と罰(Rikos ja rangaistus)』(1983年)にはピッタリの言葉だと思う。
フィンランド

ヘルシンキのセルフレジ

「君に見せたいものがあるんだ。とても日本的なものなんだよ。何だと思う? 雪橇をやった後そこへ行こう」とJ.Rがニヤリとしていった。2012年にフィンランドを訪れたときのことだった。
フィンランド

Tuomari Nurmioとアキ・カウリスマキ

アキ・カウリスマキの映画に、素のまま出演できそうな雰囲気の人物をときどき見かける。たとえば、フランスの小説家ミシェル・ウエルベック(1958-)、イギリスのシンガー・ソングライターのビリー・ブラッグ(1957-)、スロベニアの哲学者スラヴォ...
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フィンランド式の食器洗い

keittiö Helsinki 2005 English text He took out his kitchen sink and put in Emily Dickinson. The kitchen sink could only ...
フィンランド

フィンランドでヒッチハイク

フィンランドに住んでいた時、一度だけヒッチハイクをしたことがある。世界遺産としても有名なVerlaに知人のJanneさんとJohnnaさんのサマーコテージがあって、僕とうちの奥さん、友達のJaakkoは、その年(2006年)のJohannus
フィンランド

淡々としたファンタジー

ヘルシンキ 2012 「アキ・カウリスマキの映画ってどんな感じ?」と、質問されたときは「淡々としたファンタジーの映画だ」と答えている。 「淡々とした」というのは、例えば小津安二郎の映画についてよく用いられる形容詞かもしれない。『東京物語』で...
フィンランド

タンペレ・フィルム・フェスティバル

タンペレ・フィルム・フェスティバル タンペレ・フィルム・フェスティバルという、毎年三月の初め頃にフィンランドのタンペレで開催される国際映画祭がある。フィンランドにおける若手の映像作家を中心としたコンペティションだ。 2015年の今年も、ちょ...
フィンランド

ORIONで映画を観て、Coronaで紅茶を飲む

ORIONという映画館がヘルシンキにある。フィンランドのフィルム・アーカイブがコレクションした古今東西の名作映画を上映する映画館だ。日本の映画も数多くアーカイブされている。 黒澤明の映画をはじめて観たのもこの映画館だった。 黒澤明はフィンラ...
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