フィンランド

フィンランドの氷湖の上で迷子になったが、MINI MAGLITEとNOKIAに助けられた

Näsijärvi 2013 フィンランドの氷湖の上で迷子になったことがある。2年前の三月、写真のワークショップで講師をしながら、1ヶ月ほどフィンランドのタンペレ郊外の国民学校に滞在していたときのこと。 受け持ちのクラスのない間には、あたり...
日々

図書館で本を借りる理由

中央図書館 読んでいるのは図書館から間違えて借りてきた本だった。頼んだのとは違う本を渡されたわけだけど、部屋に戻ってくるまでその間違いに気づかなかった。僕が受け取ったのはイサク・ディネセンの『アフリカの日々』だった。どうせろくでもない本なん...
日々

三月の雨(Águas de Março)

人見知りのする飼い猫が、来客があるといつの間にか、外へ出かけて行ってしまうように、知らないうちに三月は過ぎ去ってしまう。今日は三月最後の日曜日で、朝からポツンポツンと雨が降っている。 エリス・レジーナ(Elis Regina)とアントニオ・...
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フィンランド

puukkoの使い道

Puukkoで削った鉛筆とDUXシャープナーで削った鉛筆 Puukko、プウッコと発音したら良いのだろうか。フィンランドの伝統的なナイフのことだ。フィンランド魂と共に代々子孫へと引き継がれる形見。森や湖から、必要な時に必要な分だけ恵みを採る...
フィンランド

フィンランドのちょっと変わった切手

Postage stamps designed by Tom of Finland この前のクリスマスにフィンランド人の友達から送られてきたプレゼントには、ゲイの人物をモチーフにしたデザインのユニークな切手が貼ってあった。 こんなデザインは...
フィンランド

ペン立て KIVI / marimekko x iittala

KIVI / marimekko x iittala iittala のキャンドルホルダー。ヘルシンキに住んでいた頃にアラビアのファクトリーで買った。アウトレットというのかB級品というのか、少し安かった。 普段は仕事場のデスクでペン立てとし...
日々

「校長先生の儀式」で必死に笑いをこらえた思い出

広告代理店に勤める友人から問いた話。或る打ち合わせの席上で、クライアントが理不尽なことを云い出した。彼らの意向に従って修正したプランを、前言を覆すかたちで否定されたのである。友人は我慢したが、隣にいた同僚は堪えかねて叫んでしまった。 「でも...
フィンランド

コスケンコルヴァと土筆

近所の河川敷を散歩していると、ビニール袋を手に土手に張り付いて土筆を採っている人たちの姿を見かけるようになった。そんな光景に触発されて、僕たち夫婦もさっそく土筆を採ってきた。 「土筆を採るには、まず土筆眼にならなければならない」というのが、...
日々

眠りの相談

名古屋市内の某デパートの前を通りがかったとき「眠りの相談会 開催中」という看板が目に入った。眠りについて研究しているあらゆる分野の専門家がズラリと揃って生物学的必要性、人類学的な意義や、眠りの形而上学的問題について疑問に感じていることを相談...
フィンランド

淡々としたファンタジー

ヘルシンキ 2012 「アキ・カウリスマキの映画ってどんな感じ?」と、質問されたときは「淡々としたファンタジーの映画だ」と答えている。 「淡々とした」というのは、例えば小津安二郎の映画についてよく用いられる形容詞かもしれない。『東京物語』で...
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