フィンランド

一般政府雇用者の対労働人口比率および対GDP比率(2015年)、フィンランドと日本

Employment and compensation of employees in general government 2015 参照データ:OECD フィンランドでは一般政府雇用者の対労働人口比率が全体の3分の1弱、スウェーデンでは...
フィンランド

外国人移住者数(流入数)2016年、フィンランドと日本

Inflows of foreign population into OECD countries 2016 / Top 3 and Japan, Sweden, Finland 参照データ:OECD フィンランドは人口の割には数が多いよう...
フィンランド

ヴェサと幸せのOrigami

フィンランドの国民学校で学生生活を始めて半年ぐらいたったある日、同級生のフィンランド男子に請われて、折り鶴の折り方を教えたことがある。 美術大学へ提出する入試用のポートフォリオとして折り鶴の静物写真を撮影したいからと、英語が苦手なのも手伝っ...
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フィンランド

ヒゲと自由

トランシルヴァニアのどこかで、怪人ドラキュラは棺の中で眠り、夜が来るのを待っていた。太陽光線にさらされると、たちまち体が朽ち果ててしまうため、家名を銀の文字で入れ、サテンの裏張りをほどこした密室の中でこうして息をひそめているのだ。やがて最初...
日々

ブラジルとルワンダ

いつものコーヒー豆屋で、いつものコーヒー豆を買いに行く。 グァテマラを200g、豆のままで。あと、あのブレンドを。そっちのも豆で。 会計をすませる。
日々

財務官僚は吉野家の牛丼を食べるか?

余は玉ねぎの尊崇されている東方の一地方を見たプリニウス「博物誌」 澁澤龍彦「陽物神譚」のエピグラフ(『犬狼都市』所収)福武書店 先日、神保町の吉野家に入ったのは、たぶん三年ぶりかそれ以上になる。古書まつりでごった返す神保町にて、独りで手っ取...
短篇小説

#023 アイザック・アシモフ「ハロウィーン」、十階の万聖節前夜

ハロウィーンの日に箱に入っているのはお菓子だけであって欲しいものだが、そうとも限らない。
短篇小説

#022 ジュンパ・ラヒリ「ピルザダさんが食事に来たころ」、ハロウィーンのプルースト

Tampere Finland 2003 小津安二郎の映画のような低い位置にあるリリアの目線が、ピルザダさんの扁平足と蟹股の脚を映し出す。加えて、シャーロック・ホームズの観察眼で、コートのポケットに樺や楓の葉っぱを発見し、靴の爪先や踵に付い...
短篇小説

#021 パトリシア・ハイスミス「すっぽん」、小学生男子のお母さんにおすすめ

Patricia Highsmith, "The Terrapin" ヴィクターは11歳。ニューヨーク三番街にあるペントハウスアパートの18階で、絵本の挿絵画家のママと二人で暮らしている。10月のある土曜日、二人の間に決定的な亀裂が生じる。...
フィンランド

桟橋には行かなかった

Finland 2004 2004年の春先だったと思う。週末のある夜、学生寮のキッチンでお湯を沸かしていると、写真学科で同級生のNelliがやってきた。かなりの上機嫌だ。ビール瓶を手にしている。 狭いキッチン内でズイッと近づいてきた。「何を...
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