日々

アンデルセンのダークチェリー

十月最後の日曜日、家で食べるおやつ用にと、松坂屋名古屋本店の地下にあるアンデルセンでダークチェリーを買った。
日々

口頭伝承

このまえ、近所のスーパーの卵売場で卵を選んでいたときのこと。知らない女性が近づいてきて話しかけてきた。
収録作品

収録作品:パトリシア・ハイスミス『11の物語』(ハヤカワ・ミステリ文庫) 小倉多加志 訳

カバーイラスト 丸山幸子Foreword by Graham Greene序─グレアム・グリーンかたつむり観察者The Snail-Watcher恋盗人The Birds Poised to FlyすっぽんThe Terrapinモビールに...
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収録作品

収録作品:清水義範『私は作中の人物である』(講談社文庫)

カバーデザイン 山下勇三私は作中の人物である魚の名前どえりゃあ婿さ全国まずいものマップ重箱の隅保毛田岩の由来文字化けの悦楽とねちり船が州を上へ行く観戦記 あとがき 解説 柳瀬尚紀  カバーデザイン 山下勇三
短篇小説

#039 ウディ・アレン「ミスター・ビッグ」、深遠な哲学ハードボイルド

Mr. Big by Woody Allenサンフランシスコのダン・カーニー探偵事務所<DKA>では門前払になるであろう神学上の問題も、ニューヨークに事務所を構える〈おれ(=カイザー・ルーポウィッツ)〉は、引き受けることに吝かではない。依頼...
収録作品

収録作品:ウディ・アレン『これでおあいこ ― ウディ・アレン短篇集』(CBS・ソニー出版) 伊藤典夫・浅倉久志 訳

ブックデザイン 松永真Getting EvenbyWoody Allen「蒸気機関なにするものぞ」浅倉久志 訳Yes, But Can the Steam Engine Do This?「組織犯罪を考える」伊藤典夫 訳A Look At O...
フィンランド

4:20の受動吸引

Kipinä 2012フィンランドの国民学校の学生寮には、セントラルヒーティングが完備しており、真冬でも半袖で過ごせるくらい暖かだった。寮内は全面禁煙で、個室はもちろん、コモンスペースでも煙草を吸うことは禁止されていた。また、建物内で空気が...
フィンランド

マスクスル主義

Helsinki 2012……「ところで、イギリスじゃ、マスクをしない女がいるそうですが、ほんとうなんですか?」 「たいがいはそうしていますよ」私は彼にいった。「ただ、ほんの少数の女-どんなに極端なものでも最新の流行ならすぐに飛びつく連中だ...
フィンランド

日本人です。フィンランド人です。

ORION 2006 わたしたちは引き合わされた。わたしは、ボゴタのロス・アンデス大学の教授だと告げ、コロンビア人だと説明した。 彼女は、考え深げにたずねた。「コロンビア人てどういうことですの?」「きあ」とわたしは答えた。「一種の信仰の表明...
フィンランド

最上階の哲学者

Pimiö, TAIK Helsinki 2005そのほか夜行獣館の動物については、何匹かがはっとするほど大きな眼をし、射るような眼差しを投げていたことだけが記憶にとどまっている。その眼差しは限られた画家や哲学者たちの、ひたすら眼を凝らし、...
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