短篇小説 #036 信頼できない語り手による意識の流れ、清水義範「靄の中の終章」 ジェイムズ・ジョイスやヴァージニア・ウルフなどが得意とした、いわゆる「意識の流れもの」。ただし、話者は、カズオ・イシグロとは違う意味での「信頼できない語り手」である。「でも、さっき食べたばかりじゃないですか」子供に理を諭さとすような口調だっ... 2020.03.04 2023.11.08 短篇小説
短篇小説 #035 オリジナルの作者は死神かもしれない、作者不詳(ジェフリー・アーチャー)「死神は語る」 Rautatientori Helsinki, September 2005 English text There was a merchant in Bagdad who sent his servant to market to buy... 2020.02.27 2024.05.03 短篇小説
短篇小説 #034 猫との遭遇、ロバート・F・ヤング「ピネロピへの贈り物」 いわゆるファーストコンタクトもの。ただし、地球人が宇宙人に、ではなく、宇宙人の少年が猫に初めて遭遇した話。 2020.02.26 2024.11.27 短篇小説
収録作品 収録作品:『ダブル/ダブル』マイケル・リチャードソン=編 柴田元幸/菅原克也=訳(白水Uブックス) Double/Double Edited by Michael Richardson 訳者まえがきジョ-ジ・D・ペインタ-「かれとかれ」柴田元幸・菅原克也 訳 George Duncan Painter, "Poem"ハンス・クリスチャン・... 2020.01.22 2020.10.11 収録作品
収録作品 収録作品:矢作俊彦『ブロードウェイの自転車』光文社 装幀・本文カット 大島弓子ブロードウェイの自転車ランクAフィルムのように誰がリヴァティ・バランスを殺そうとペニィローファーはもう沢山レノックスヒル・ホスピタルモーニング・サイドを夜に向かってイエロウキャブを呼んでちょうだいマンハッタン・ジェ... 2020.01.17 2023.11.09 収録作品
収録作品 収録作品:トマス・フラナガン『アデスタを吹く冷たい風』宇野利泰 訳 Thomas Flanagan, "The Cold Wind of Adesta"アデスタを吹く冷たい風The Cold Wind of Adesta獅子のたてがみThe Lion's Mane良心の問題The Point of Hono... 2020.01.15 2023.11.09 収録作品
短篇小説 #033 矢作俊彦「ブロードウェイの自転車」、ジョン・レノンとペリエだけわかった コロンムバス・アヴェニュー、72丁目、”タバーン・オン・グリーン”のチョコレート・ムース、アカスキュータムの本店で買ったコート、”サヴォイ”のマーティニ、ジョン・レノン、ペリエ、ミュスカデ、シュリッツのライト、ソーホー・ニューズ、 2020.01.08 2023.09.05 短篇小説
短篇小説 #032 ハードボイルドな頭の体操、トマス・フラナガン「アデスタを吹く冷たい風」宇野利泰 訳 大学生の頃よく観ていた、フジテレビ深夜のクイズ番組『IQエンジン』を思い出す。大高洋夫、勝村政信、筧利夫、筒井真理子など、鴻上尚史の主催する第三舞台の役者さんが多く出演していた。 2019.12.27 2023.11.08 短篇小説
短篇小説 #031 半音階の和音のように、H・E・ベイツ「クリスマス・ソング」大津栄一郎 訳 雨の降るクリスマス・イヴの午後4時、レコード店の二階で声楽を教えるクララのもとに、一人の青年が訪れる。茶色のオーバー、茶色のソフト、こうもり傘、という出で立ちの青年は「クリスマス・ソング」を探している。 2019.12.13 2024.05.07 短篇小説
収録作品 収録作品:H・E・ベイツ『クリスマス・ソング』大津栄一郎 訳(福武文庫) A Christmas Song by H. E. Bates クリスマス・ソングA Christmas Song軽騎兵少佐The Major of Hussars水仙色の空The Daffodil Sky豊穣の麦The Good Corn... 2019.12.05 2023.11.09 収録作品