日々

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かんかららかんか

羅漢果たくさんあったのに、せっせと飲んでいくうち、最後のひとつぶになった乾燥羅漢果が、しばらく前から保存カンの底にぽつんと残ったままになっていた。キウイフルーツのようにも見える謎の楕円物体、羅漢果。カンからラカンカを取り出してみると、テニス...
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鼻うがい

行きつけの喫茶店の女主人から、鼻うがいを勧められた。数年前から続けている習慣で、それ以来、風邪をひきにくくなり、花粉症も軽くなったとのこと(個人の体感)。コーヒーの風味が命の喫茶店としては重要なことだ。「いつやるの?」「夜、お風呂に入ってい...
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The Doppelgänger is Nigh!

RICOH GXR A12近所のスーパーのレジのお姉さんに、「あれ、さっきも来たよね」と云われた。そっくりな人が近所にいるらしい。
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丸善のブックカバー

MARUZEN NAGOYA丸善のブックカバーは、背表紙のほぼ真ん中にNAGOYAがくるようになっている。少し東西にずれて、HAMAMATSU、KYOTOがくることもある。きちんとNAGOYAなら、やっぱり気分がいい。
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熱田神宮の御札

熱田神宮の御札今年のお正月、初詣に参拝した熱田神宮で、久しぶりに御札を買った。家に帰ってよく見たら、「宮(グウ)」の字の「呂」にノがなく、「ウロロ」になっていた。じっと見つめていると、なじみのある「熱田さん」が、どこか遠い世界とつながってい...
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反重力のベンチを求めて

地下鉄のトンネル、名古屋 2020名古屋の地下鉄、名城線のとある駅のホームには、誰の仕業か、座面に薄く細い線で「ハゲ」と刻み込まれたベンチが、かつて確かにあった。僕はハゲではないし、今のところ際立ったハゲの兆候もない。だからというわけでもな...
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高橋の匂い、高橋書店のポケットダイアリーNo.23

高橋書店のポケットダイアリー No.23何年かぶりに手帳を高橋に変えた。真新しい頁をパラパラめくったとき、手帳の匂いに不意打ちされた。早朝の台所からただよってくる、出汁のよくきいたお味噌汁のような、すがすがしくて懐かしい匂いだ。今朝も高橋の...
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大学は出たけれど、参天製薬の大学目薬

参天製薬の大学目薬進行性の失明ではないかと私は動転した、そしてそのかみ、十九世紀に至るまで、ナス科植物のベラドンナから抽出した目薬を、女性のオペラ歌手は舞台に上がる前、若い娘は求婚者に引きあわされる前に、網膜に二、三滴垂らしたものだという話...
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ロシアのエミィ

何年か前のことだが、クラシック・ギタリストのロシア人(桑名市在住)の知人と話していたら、レコード会社のEMI(イーエムアイ)のことを「エミィ」と云っていた。「えっ? イーエムアイのことだよね?」と、聞き返したら、「イーエムアイ? エミィです...
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ポーの末裔

Cat on the Roof, Dec. 2020 Nagoya近所の自転車屋の店主がエドガー・アラン・ポーにそっくりだ。髪型、顔つき、薄暗い店内で店番をしているときの佇まいが通称「アルティマ・シュール」と呼ばれる、1848年11月撮影の...
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