日々 かんかららかんか 羅漢果たくさんあったのに、せっせと飲んでいくうち、最後のひとつぶになった乾燥羅漢果が、しばらく前から保存カンの底にぽつんと残ったままになっていた。キウイフルーツのようにも見える謎の楕円物体、羅漢果。カンからラカンカを取り出してみると、テニス... 2021.08.10 2024.05.06 日々
日々 鼻うがい 行きつけの喫茶店の女主人から、鼻うがいを勧められた。数年前から続けている習慣で、それ以来、風邪をひきにくくなり、花粉症も軽くなったとのこと(個人の体感)。コーヒーの風味が命の喫茶店としては重要なことだ。「いつやるの?」「夜、お風呂に入ってい... 2021.08.05 2024.09.24 日々
日々 The Doppelgänger is Nigh! RICOH GXR A12近所のスーパーのレジのお姉さんに、「あれ、さっきも来たよね」と云われた。そっくりな人が近所にいるらしい。 2021.08.03 2022.05.19 日々
日々 丸善のブックカバー MARUZEN NAGOYA丸善のブックカバーは、背表紙のほぼ真ん中にNAGOYAがくるようになっている。少し東西にずれて、HAMAMATSU、KYOTOがくることもある。きちんとNAGOYAなら、やっぱり気分がいい。 2021.07.21 2023.10.03 日々
日々 熱田神宮の御札 熱田神宮の御札今年のお正月、初詣に参拝した熱田神宮で、久しぶりに御札を買った。家に帰ってよく見たら、「宮(グウ)」の字の「呂」にノがなく、「ウロロ」になっていた。じっと見つめていると、なじみのある「熱田さん」が、どこか遠い世界とつながってい... 2021.04.03 2023.10.01 日々
日々 反重力のベンチを求めて 地下鉄のトンネル、名古屋 2020名古屋の地下鉄、名城線のとある駅のホームには、誰の仕業か、座面に薄く細い線で「ハゲ」と刻み込まれたベンチが、かつて確かにあった。僕はハゲではないし、今のところ際立ったハゲの兆候もない。だからというわけでもな... 2021.04.01 2023.03.11 日々
日々 高橋の匂い、高橋書店のポケットダイアリーNo.23 高橋書店のポケットダイアリー No.23何年かぶりに手帳を高橋に変えた。真新しい頁をパラパラめくったとき、手帳の匂いに不意打ちされた。早朝の台所からただよってくる、出汁のよくきいたお味噌汁のような、すがすがしくて懐かしい匂いだ。今朝も高橋の... 2021.03.04 2024.02.07 日々
日々 大学は出たけれど、参天製薬の大学目薬 参天製薬の大学目薬進行性の失明ではないかと私は動転した、そしてそのかみ、十九世紀に至るまで、ナス科植物のベラドンナから抽出した目薬を、女性のオペラ歌手は舞台に上がる前、若い娘は求婚者に引きあわされる前に、網膜に二、三滴垂らしたものだという話... 2021.03.02 2023.03.11 日々
日々 ロシアのエミィ 何年か前のことだが、クラシック・ギタリストのロシア人(桑名市在住)の知人と話していたら、レコード会社のEMI(イーエムアイ)のことを「エミィ」と云っていた。「えっ? イーエムアイのことだよね?」と、聞き返したら、「イーエムアイ? エミィです... 2021.01.25 2023.10.01 日々
日々 ポーの末裔 Cat on the Roof, Dec. 2020 Nagoya近所の自転車屋の店主がエドガー・アラン・ポーにそっくりだ。髪型、顔つき、薄暗い店内で店番をしているときの佇まいが通称「アルティマ・シュール」と呼ばれる、1848年11月撮影の... 2021.01.21 2024.10.10 日々