じつぷり

短篇小説

#036 信頼できない語り手による意識の流れ、清水義範「靄の中の終章」

ジェイムズ・ジョイスやヴァージニア・ウルフなどが得意とした、いわゆる「意識の流れもの」。ただし、話者は、カズオ・イシグロとは違う意味での「信頼できない語り手」である。「でも、さっき食べたばかりじゃないですか」子供に理を諭さとすような口調だっ...
スウェーデン

ストックホルムのリュック犬

写真の左側に「Lapin Kulta」の広告が見えているけれど、フィンランドではなくスウェーデン、ストックホルムのVasagatan。
フィンランド

アラーキーとムーミン

2003年の3月に、国民学校を見学するため、フィンランドのタンペレを訪れていたとき、偶然、タンペレ市立美術館でアラーキーこと荒木経惟の写真展が開催されていた。
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フィンランド

ジム・ジャームッシュのヘルシンキ

Helsingin tuomiokirkko Helsinki 2004ジム・ジャームッシュの映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』のヘルシンキ編冒頭部分。マッティ・ペロンパーが運転するタクシーが、冬の早朝5時過ぎに大聖堂前の広場をぐるぐる走...
フィンランド

くるまり猫

二月のカレンダーに写っているのは、ユヴァスキュラに住む友人、Tiinaさんのボーイフレンドが飼っている猫。神妙な顔つきで香箱をつくっている。
フィンランド

雪に描いたドローイング

何年も前、2月28日の大雪の午後、ヘルシンキのKaivopuisto近くのRobert's Coffee Olympiaterminalenを出たところで、知らないおばちゃんに呼び止められた。
短篇小説

#035 オリジナルの作者は死神かもしれない、作者不詳(ジェフリー・アーチャー)「死神は語る」

Rautatientori Helsinki, September 2005 English text There was a merchant in Bagdad who sent his servant to market to buy...
短篇小説

#034 猫との遭遇、ロバート・F・ヤング「ピネロピへの贈り物」

いわゆるファーストコンタクトもの。ただし、地球人が宇宙人に、ではなく、宇宙人の少年が猫に初めて遭遇した話。
フィンランド

キノコ型駐輪場

キノコの国フィンランドのキノコ型駐輪場。でも、どうやって自転車をとめておくのだろう。
日々

キノコと音楽

近所のスーパーマーケットでは、やや古風な音楽がかかっている。おとといはクリスタルキングの「大都会」、きのうはビートルズの「レット・イット・ビー」、きょうは、ジョン・ケージの「4分33秒」だった。なんなくキノコ鍋が食べたくなって、しいたけ、し...
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