Olfactory

日々

ふうふう寝込んだ

7月の末に風邪を引き、38度を超える熱を出して寝込んだ。家にあった薬を服用して、一週間ほどでなんとか快復した。ところがそのあと困ったことになった。
短篇小説

#047 マンスフィールド「園遊会」、食パンダッシュ少女の元祖

キャサリーン・マンスフィールド「園遊会」小説の始まりのところで、主人公の少女ローラがバタつきパンを持って庭に飛び出すシーンがある。 English text  Away Laura flew, still holding her piece...
日々

エスカレーターのはぐれアリ

渋谷 2022エスカレーターで片側にキレイに一列に並んでいる人たちを見ていて、アリのことが頭に浮かんだ。アリは尻からフェロモンを出して列を作っているらしい。でも中には列に並ばず、ぶらぶら遊んでいるアリを一定数見かける。忙しそうに動き回る働き...
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フィンランド

Lammassaariで羊に足を舐められる

View from Lammassaari, Helsinki Finland, Kesäkuu 2006ヘルシンキには、フィンランド語で羊の島という意味のLammassaariという自然公園がある。ヘルシンキ中央駅から確か6番のトラムで2...
日々

よねずの匂い

よねず 丸正酢醸造元冬、暖かくて米酢の匂いの充満した部屋に入ると、幸せな気分になる。自分のDNA(Deoxyribonucleic acid)のacidは、米酢で出来ているのではないだろうか。よね‐ず【米酢】こめを主原料とした醸造酢。日本特...
短篇小説

#041 ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」、ヤングのSeptember Love

ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」伊藤典夫訳時は2061年、学校教育が完全民営化され、学校や教師が絶えて久しいアメリカ。春のある日、妻子ある男が会社帰りに学校教師を買って帰る。ダンビーは古道具屋のウィンドウで「学校教師」を見初める。...
日々

高橋の匂い、高橋書店のポケットダイアリーNo.23

高橋書店のポケットダイアリー No.23何年かぶりに手帳を高橋に変えた。真新しい頁をパラパラめくったとき、手帳の匂いに不意打ちされた。早朝の台所からただよってくる、出汁のよくきいたお味噌汁のような、すがすがしくて懐かしい匂いだ。今朝も高橋の...
フィンランド

4:20の受動吸引

Kipinä 2012フィンランドの国民学校の学生寮には、セントラルヒーティングが完備しており、真冬でも半袖で過ごせるくらい暖かだった。寮内は全面禁煙で、個室はもちろん、コモンスペースでも煙草を吸うことは禁止されていた。また、建物内で空気が...
日々

肩にもキンカン

新旧のキンカン100mlと120ml■効能又は効果■虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫■用法及び用量■1日数回、患部に適量を塗布してください。キンカンの説明文 2013年7月改訂(第5版、記載要領変更に伴う改訂)肩が痛くてぐるぐるや...
フィンランド

タンミサーリの寺子屋

自分の「最終学歴」を振り返ると、なんだか居心地が良くない。むりやり抱っこされた猫のように、グルングルンして逃げ出したい気分だ。どうしたらいいんだろう。試しに、フィンランドのタンミサーリ(エケナス)の森にポツンとある一軒家の、寺子屋のようなと...
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