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シベリアから来たロシア人が絶賛した、ノースフェイスのスリーピングバッグ

フィンランド
Lärkkulla Finalnd 2005
Lärkkulla Finalnd 2005

今年の冬は暖冬だと思っていたら、先週末に寒波が「襲来」した。名古屋でも10センチの積雪で大騒ぎだ。そして今週末から大寒波がやって来るらしい。

「去年の12月にはプラス10度Cぐらいだったのが、今年になって、マイナス20度やマイナス30度になっている」というメールをくれたのはユヴァスキュラに住むフィンランド人の友達だ。また、南フィンランドのTammisaari(Ekenäs)の知人からは、「ここのところは暖かい、マイナス10度にも達していない」とのこと。今日の天気予報でもフィンランドはマイナス20度以下だ。

フィンランドにいた時、1月の寒い時期に隣の部屋に住んでいたシベリア出身のロシア人の女の子から、スリーピングバッグを貸してくれないかと頼まれたことがある。「女友達が郷里のシベリアから遊びに来るので部屋に泊めたいのだけれどベッドがない、あなたのスリーピングバッグがあれば友達が凍えてしまうこともないはずだが」と言われて。

僕のスリーピングバッグは、フィンランドに留学する前にノースフェイスで買ったものだった。結構な値段だったし、オーバースペックかもしれないと思いつつも、フィンランドの寒さに恐怖を感じていたので、グースダウン入ったマイナス18度C対応のものを思い切って選んでいた。

シベリアから来たその彼女は僕のスリーピングバッグを大絶賛してくれた。「こんな暖かいスリーピングバッグは初めてだ。おかげでぐっすりと眠ることができた。やっぱりこれは日本製か?」と言われて、気は心と思い、つい「Yes」と答えた。「Made in USA」のタグ*がついていたことに彼女は気が付いていなかったみたいなので。まあでも、フィンランドで寒い思いをしなくて良かった。

cat in a sleeping bag

そのスリーピングバッグを先週の寒波襲来の時に、押入れから引っ張りだして、掛け布団の上に重ねて掛けて使っている。暖かさがぜんぜん違うのだ。日本に帰ってきてからも、このように寒い時には利用できるので(本来の用途とは少し違うかもしれないけれど)、大変重宝している。

少々高くてもいいものを買っておいてよかったなと思うことにしている。以前飼っていた猫も冬の寒い時期にはこのスリーピングバッグがお気に入りで、潜り込んではよく昼寝をしていて、引っぱり出さないとなかなか出てこなかった。いろいろな思い出のあるスリーピングバッグだ。

じつぷり
じつぷり

スリーピングバッグのタグを改めて確認してみたら「Made in China」だった。記憶というものはいい加減なもだ。

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