日々

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落葉コレクション

Helsinki 2005このたびは幣も取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに菅家近所の公園で女の子たちがぶらんこを漕いでいた。フラゴナールの絵画ではないけれど、木漏れ日の陰にキューピッドがひそんでいそうな光景だった。その傍らに自転車があって...
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毎朝シンディ

Jyväskylä 2012うちの奥さんは、 本人は全く気づいていないようだが、毎朝、固くなったジャムの瓶の蓋を開けるときシンディ・ローパーの顔になる。そのことを言わずに20年以上経ってしまった。せっかくなのでもうしばらく黙っていようと思う...
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等比級数の回送電車

Night Tram Helsinki 2005同年代の友人に尋ねてみた。 ─時間が経つのが速く感じない? ─感じる。 ─ひょっとして太陽系になにか異変があって、地球の回転速度が上がっているんじゃ……。 ─歳だよ。 ─やっぱりそうか、ふう。...
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積読解決法

仙太郎の包装紙で折ったブックカバーお早く お召し上がり 下さい仙太郎本屋のレジで、カバー(包装)が必要かどうか尋ねられると、お願いします、と答えるのが物心ついてからの習わしになっている。本のカバーは単なる飾りではなく、ぼくのような粗忽者にと...
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ショウジョウバエ解決法

The cat in a flower potショウジョウバエ、だろうか。コバエの二つ三つがダイニングテーブルの上空を優雅に飛行している。キンチョールを配備して一気に殲滅すればいいのだろうが、テーブルやゴミ箱の蓋の上に着陸したところを、絞っ...
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マイナー・カット

ゆび、きっちゃった。夕ご飯の支度をしていたうちの奥さんの声が台所のほうから聞こえた。
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ジョゼフの残り香

令和元年五月、東京五月のある日、千葉県佐倉にあるDIC川村記念美術館でジョゼフ・コーネルの展覧会をみた。コラージュと箱の作品群の間を、水族館のガラスの水槽を泳ぐ魚のようにグルグル廻って、ジョゼフのメランコリーにどっぷりとつかり、午後、JR総...
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圧縮されたイメージの吸引力、ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ展(DIC川村記念美術館)

短篇小説が好きだ。短い時間ですぐに読んでしまえるから。でもだからといって、すぐに理解できるとはかぎらない。
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空飛ぶ厄除け詩集

飛行機が怖い。恐怖症というほどではないが、空を飛ぶのは好きではない。
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深呼吸をしたくなるアルフレッド・シスレーの青い空

Sky on Helsinki 2006ひとつの画布を私はいつも空から始める…私の好きな画家? 同時代に関して言えば、ドラクロワ、コロー、ミレー、ルソー、クールベが私の師匠である。みなが自然を愛し、力強く真摯に感じている。 アルフレッド・シ...
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