じつぷり

日々

The Doppelgänger is Nigh!

RICOH GXR A12近所のスーパーのレジのお姉さんに、「あれ、さっきも来たよね」と云われた。そっくりな人が近所にいるらしい。
フィンランド

フィンランドには蝉はいなかった

Helsinki Heinäkuu 2006友人のフィンランド人映像作家の夫妻が、名古屋に滞在していた夏のある朝「すぐ外の電信柱から、アラーム音がうるさくて、朝早くに目が覚めてしまった。あのノイズは何だ?」と、不満を漏らした。よくよく話を聞...
フィンランド

どこから来たのか?

ナシ湖 2004Mistä tulemme? Keitä olemme? Mihin menemme?P. Gauguin 1897真冬のある日、凍ったナシ湖上を独りで歩いていて、向こうから来た刀自に声をかけられたことがある。Mistä t...
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日々

丸善のブックカバー

MARUZEN NAGOYA丸善のブックカバーは、背表紙のほぼ真ん中にNAGOYAがくるようになっている。少し東西にずれて、HAMAMATSU、KYOTOがくることもある。きちんとNAGOYAなら、やっぱり気分がいい。
フィンランド

フィンランドのTATAMI

TATAMI BIRKENSTOCKフィンランドでは、日本と同じように、家の中では外履きの靴を脱いで過ごしていた。学校の寮でも知人宅でも、すべてそうだったから、たぶんそういう習慣なのだろう。日本の玄関とは違うけれど、ドアを入ったすぐのところ...
日々

熱田神宮の御札

熱田神宮の御札今年のお正月、初詣に参拝した熱田神宮で、久しぶりに御札を買った。家に帰ってよく見たら、「宮(グウ)」の字の「呂」にノがなく、「ウロロ」になっていた。じっと見つめていると、なじみのある「熱田さん」が、どこか遠い世界とつながってい...
日々

反重力のベンチを求めて

地下鉄のトンネル、名古屋 2020名古屋の地下鉄、名城線のとある駅のホームには、誰の仕業か、座面に薄く細い線で「ハゲ」と刻み込まれたベンチが、かつて確かにあった。僕はハゲではないし、今のところ際立ったハゲの兆候もない。だからというわけでもな...
日々

高橋の匂い、高橋書店のポケットダイアリーNo.23

高橋書店のポケットダイアリー No.23何年かぶりに手帳を高橋に変えた。真新しい頁をパラパラめくったとき、手帳の匂いに不意打ちされた。早朝の台所からただよってくる、出汁のよくきいたお味噌汁のような、すがすがしくて懐かしい匂いだ。今朝も高橋の...
フィンランド

ほどほど、そこそこ

マグヌス・エンケルぼくら夫婦は、フィンランドのタンペレ郊外とカーリスで2年ほど過ごしたあとの2005年、ヘルシンキの美術学校Taik(現アールト大学)の写真学科(Non-degree)に入学願書を提出した。提出書類には、課題のポートフォリオ...
フィンランド

フィンランド式にナイコン

Nikon NewFM2フィンランドに来て、まだ間がない頃のこと。カメラ好きのフィンランド人の同級生たちとおしゃべりをしていて、「ナイコン」という言葉をよく耳にした。何のことだろうと思い、あるとき「ナイコンって何?」とたづねたら、そのうちの...
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