短篇小説 #042 ロアルド・ダール「おとなしい凶器」、メリーさんのアイロニー Öland Sweden 2003 木曜日の午後5時、子羊のように善良で従順な妻メリー・マロウ二(Mary Maloney)は、夫パトリックが仕事から帰ってくるのを待ちわびている。家は暖かく整えられている。妻は妊娠6ヶ月。警察官の夫を尊敬し... 2021.11.04 2024.10.12 短篇小説
フィンランド 恩師供養にサーモンフィレ Näsijärvi Suomi, Kesäkuu 2004 昨日、近所のスーパーに北海道産のサーモンフィレの新鮮なのが出ていた。 それを見てふと、2003年にフィンランドの国民学校の食堂で、その後恩師となるS.G.から初めて話しかけられたと... 2021.10.06 2024.05.06 フィンランド
短篇小説 #041 ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」、ヤングのSeptember Love ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」伊藤典夫訳 時は2061年、学校教育が完全民営化され、学校や教師が絶えて久しいアメリカ。春のある日、妻子ある男が会社帰りに学校教師を買って帰る。 ダンビーは古道具屋のウィンドウで「学校教師」を見初め... 2021.10.04 2024.11.20 短篇小説
日々 かんかららかんか 羅漢果 たくさんあったのに、せっせと飲んでいくうち、最後のひとつぶになった乾燥羅漢果が、しばらく前から保存カンの底にぽつんと残ったままになっていた。 キウイフルーツのようにも見える謎の楕円物体、羅漢果。 カンからラカンカを取り出してみると、... 2021.08.10 2024.05.06 日々
日々 PERGALĖ DARK CHOCOLATE PERGALE DARK CHOCOLATE Cranberry リトアニアのチョコレートPERGALĖ。ちょっと前に、で北欧方面に出張した知り合いから頂いた。フルーティーでなかなか美味しい。 チョコレートに入っている赤いのはラズベリーかと... 2020.03.12 2023.09.25 日々
日々 デメルのソリッドチョコ猫ラベル:ヘーゼルナッツ いつものデメル。でもヘーゼルナッツは初めてだ。 リボンもほどかず、しばらく机の上に置いて眺めていた。でも、だいぶ暖かくなってきたのでそろそろ。 チョコレートを食べたあと、空き箱に何を入れるか考えるのも楽しい。 2020.03.11 2023.09.25 日々
日々 帰ってきた母さん弁当 確か今から2年ぐらい前、ほっかほっか亭のメニューには「母さん弁当」というのがあった。いつの間にかメニューから消えてしまい、ちょっと残念だなと思っていたら、最近、リニューアルして帰ってきた。 まさか、今年は原材料の「母さん」が豊作で「母さん」... 2020.02.23 2023.11.08 日々
フィンランド 縦を横に フィンランドの国民学校にOttoという同級生がいた。Ottoは高校を卒業したばかりで、英語を流暢に話す、育ちの良さそうな青年だった。12月のクリスマス休暇直前の週末、Ottoと彼のご両親が、ぼくとうちの奥さんをエスポーのご自宅に招待してくれた。 2020.02.02 2024.05.06 フィンランド
フィンランド ククサの味 ククサ ククサでほうじ茶を飲んだら、塩辛かった。どうしてだろう。ためしにククサを舐めてみたら、塩辛かった。原因は、ククサにあるようだ。 ククサは、ヘルシンキのハカニエミにあるhakaniemen kauppahalliで買った。甘いのもある... 2020.02.01 2023.10.02 フィンランド