日々 ショウジョウバエ解決法 The cat in a flower potショウジョウバエ、だろうか。コバエの二つ三つがダイニングテーブルの上空を優雅に飛行している。キンチョールを配備して一気に殲滅すればいいのだろうが、テーブルやゴミ箱の蓋の上に着陸したところを、絞っ... 2019.10.01 2023.03.05 日々
日々 猫曜日 ある休日の朝、うちの奥さんと。きょう、どうする?朝ごはん食べたら、パァーと外にでかけたいな。昼はどこかで適当にすませてさ、疲れたら家に帰ってゴロゴロして、夕ごはん食べたら近所を散歩して、帰ってきたら寝る、っていうのはどうだろ?猫みたいだな。 2018.08.28 2022.04.28 日々
短篇小説 #019 H・E・ベイツ「歌う猫」、猫のスージーが歌うシューベルト そしてついには、すりつぶして油でいためた玉葱とソーセージ、アップルパイとクリームといった盛りだくさんな昼食をとったあと彼のアパートの古い揺り椅子にかけたまま眠りこみ、ふと目覚めると、飼い猫のスージーがシューベルトの『ディー・フォレレ』──つ... 2018.04.27 2023.11.08 短篇小説
短篇小説 #005 フィリップ・K・ディック 「猫と宇宙船」、猫の名前はノーマン 猫の肉球は、パソコンのキーボードとかリモコンのボタンを正確に打つようにはできていない。だから間違いもおこるし、飼い主にとっては不都合だ。その類のものは猫から遠ざけなければならない。これが実はなかなか難しい問題なのだ。フィリップ・K・ディック... 2015.10.30 2023.09.25 短篇小説
短篇小説 #003 スティーヴン・キング「魔性の猫」、ハチワレ猫の復讐 猫の顔は、まっぷたつに割れていた 片側は白く、片側はまっ黒だったのだ。黒と白をわかつ線はたいらな額のてっぺんから鼻の頭を抜けて口まで、一直線に走っている。 スティーヴン・キング「魔性の猫」白石朗 訳(『夕暮れをすぎて』所収)文春文庫 The... 2015.05.15 2024.02.23 短篇小説
フィンランド ヘルシンキのパン屋 Avikainen Bread made from cats at Avikainen in Helsinki Finland Avikainenは、ヘルシンキにある老舗のパン屋。猫型のパンがディスプレイされているのは、店主が大の猫好きだからであって、猫が材料... 2015.04.02 2023.09.25 フィンランド
フィンランド 暗室の守り神、黒いノルウェージャンフォレストキャットのイェイカ 2003年から2004年にかけて、タンペレのセンターからバスで一時間ぐらいのところにある、人里離れた森のなかの国民学校に留学生として住んでいた。僕とうちの奥さんはその学校創設以来、初となる日本人の学生であり、かつ初めての外国人ですらあった。... 2015.03.10 2022.05.06 フィンランド