短篇小説

#037 リング・ラードナー「この話もう聞かせたかね」、モリッシーも読んだかもしれない

それから別にひとり若い男がいたが、容貌といい健康さといい、若さの見本みたいな青年でね、まずスカンジナビア系でしょう、金髪でまさにヴァイキングの子孫にふさわしい逞しき若者だったねえ。
日々

ずっと低空飛行

English text At the last moment, with a bare twenty feet of runway left, Gould sat back sharply in his seat, almost pull...
日々

埴輪との十分な距離

埴輪 武人武人型の埴輪をお土産にもらった。枕元において毎晩眺める。本物と比べてはいけないが、造形的にはかなりぼんやりとしている。ふと思い立って、空洞のボディにLEDの懐中電灯を差し込んでみた。結構怖い。なるほど、これは大魔神だ。次は美豆良み...
スポンサーリンク
日々

肩にもキンカン

新旧のキンカン100mlと120ml■効能又は効果■虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫■用法及び用量■1日数回、患部に適量を塗布してください。キンカンの説明文 2013年7月改訂(第5版、記載要領変更に伴う改訂)肩が痛くてぐるぐるや...
フィンランド

タンミサーリの寺子屋

自分の「最終学歴」を振り返ると、なんだか居心地が良くない。むりやり抱っこされた猫のように、グルングルンして逃げ出したい気分だ。どうしたらいいんだろう。試しに、フィンランドのタンミサーリ(エケナス)の森にポツンとある一軒家の、寺子屋のようなと...
日々

反対語

在宅勤務。テレワーク。リモートワーク。最近よく耳にするし、自分でも口にするこれらの言葉。反対語(対義語)はなんだろう。思いつかない。どうでもいいことなのに、とても気になる。
フィンランド

フィンランドの金豚のピンバッジ

フィンランドの国章は金色のライオンのはずなのに、生粋のフィンランド人であるJaakkoが普段ひっかけていたスウェーデン軍のサープラス・ジャケットの襟には、いつも金色のブタのピンバッジが光っていた。
フィンランド

写真交換日記

10日ほど前からフィンランド人の友達と写真日記を交換している。フェイスブックのメッセンジャーで、一日一枚、その日に撮影した写真にコメントを付けてそれぞれ投稿する。ヘルシンキから日々届く写真には、都市封鎖下のヘルシンキにおける、なにげない普段...
フィンランド

3人の鍛冶屋像 2020

Helsinki March 2003写真は2003年4月のヘルシンキ、ストックマン前にある「3人の鍛冶屋像」。SARSが流行していた頃だ。彼らはヘルシンキの守り神なのかもしれない。Koronavirus iski Kolmen sepän...
日々

地下鉄名城線の構内アナウンス

「黄色い点字ブロックの内側でお待ちください、 ○番線に電車が来ます」名古屋の地下鉄・名城線でよく利用する駅構内の録音アナウンスが、つい最近、女性の音声から男性の声に変わった。
スポンサーリンク