テーブルの端っこに猫耳があった。耳の形と大きいところが昔飼っていたのにそっくりだ。おもわず手で撫でつけてしまった。隠れたつもりが耳だけ出ている。耳なし芳一みたいな奴。
20世紀の終わり頃に、東急ハンズでパイン合板の天板と脚を買ってきて自分で作った。四半世紀たった去年まで、この猫耳の存在に気がつかなかった。こんな猫耳の節模様があれば、すぐに気がついていいはずなのだが。
まてよ、ひょっとして。飼っていた猫が死んだのが2014年。この節の模様はそれ以前からあったのかどうか。
そういえば、だんだん猫らしくなってきているような。このあと、順番に猫目とか猫ヒゲが浮かび上がってくるのだろうか。
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