彼は黙りこむと、コーヒーを流しこんだ。コーヒーは熱く濃く、うまかった。今は、アルコールをやるより、これを飲むほうが気分がいいくらいだった。コーヒーには家にいる匂いがした。グダの匂いが。しかもただのグダの匂いではない。寝起きの、まだ頬に枕の跡が残っている寝巻き姿のグダの香りだ。
アルカジイ&ボリス・ストルガツキー『ストーカー』深見 弾 訳
икник на обочине: Братья Стругацкие
いつものコーヒー豆屋で、いつものコーヒー豆を買いに行く。
グァテマラを200g、豆のままで。あと、あのブレンドを。そっちのも豆で。
会計をすませる。
一杯の珈琲が小さなカップにサーブされる。香ばしい香り。
どうぞ。
どうも。
きょうはブラジルとルワンダのブレンドです。
ちょっとどきどきする。
ブラジルは南米、ルワンダはどこだっけ、たぶんアフリカ。
美味しい。
まず、ルワンダのフルーティな酸味、つぎにブラジルのスッキリとした苦味がジワ。
これ、なかなかいいですね。
ブラジルは組み合わせがしやすいです。
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