短篇小説 #031 半音階の和音のように、H・E・ベイツ「クリスマス・ソング」大津栄一郎 訳 雨の降るクリスマス・イヴの午後4時、レコード店の二階で声楽を教えるクララのもとに、一人の青年が訪れる。茶色のオーバー、茶色のソフト、こうもり傘、という出で立ちの青年は「クリスマス・ソング」を探している。 2019.12.13 2024.05.07 短篇小説