短篇小説 #048 星新一「肩の上の秘書」、AI搭載のインコ型ガジェット インコにつぶやくゼーム氏 真鍋博による挿絵 新潮文庫旧版 近未来のゼーム氏もの。主婦、部長、バーのママなどと会話しているようで、実際は、肩の上のインコ型ガジェットにつぶやいているだけのゼーム氏。そうすると、インコが状況に応じて、あるときは雄... 2023.03.31 2024.10.11 短篇小説
短篇小説 #046 サキ「話上手」| Saki, “The Story-Teller” Templecombe on Apple Maps 2023 ある暑い日の午後、イングランド南部のテンプルコウムに向かう列車内で、叔母に連れられた小さな女の子二人と男の子一人に、たまたま同席した独身男がお話を語って聞かせる。 「むかしむかし... 2023.01.24 2024.10.11 短篇小説
フィンランド フィンランドのpb問題 flip b vertical フィンランドのpb問題、といっても財政の話ではない。フィンランド人の英語の、"b"が"p"にすり替わってしまう問題だ。 bed→ped、blanket→planket、badge→padge、The Beat... 2023.01.13 2024.05.06 フィンランド
日々 犬語力 Sakae Chika 2020 名古屋、栄 森の地下街をクリスタル広場に向かって歩いていたときのこと。 「……語は話せないよ」「そう? でも〇〇ちゃんならできるって」「そうかな。でもね、いぬご、なら話せるよ」 母と娘(中学生ぐらい)とおぼ... 2023.01.12 2023.10.01 日々
フィンランド エディタの呪文 Larkkulla Finland 2005 フィンランドの国民学校で、授業中にエミネムのことが一瞬話題に挙がったことがあった。隣りの席にいたエディタに、小さな声で「エミネムって何?」と尋ねた。エディタはリトアニア人の、当時10代後半の若者... 2022.02.09 2023.10.01 フィンランド
日々 アウンサンサーンすっちー Photographs of Camille Saint-Saëns by Paul Nadar アウンサンスーチーさんの名前をニュースなんかで見聞きすると、狛犬の阿吽とカミーユ・サン=サーンスと吉本のすっちーの三重に露光されたイメージが、... 2021.12.25 2024.04.25 日々
日々 いっそ、アーラヤシキナシー 空・雲 アナフィラキシー、という言葉を初めて耳にしたのは15年ぐらい前だったろうか。なかなか覚えられない。頭と尻の「アとキシー」には自信があるが、あいだの「ナフィラ」があいまいだ。アフィナラキシー、アフィラナキシー、アラフィナキシー、アラナ... 2021.11.30 2023.10.01 日々
フィンランド フィンランドの英国語教師 Finnair time zone 2012 フィンランドの国民学校で、短期の初級者向け英語ワークショップに学生として参加したことがある。 オックスフォード大学出身で、英国の中高校生に母国語である英語を教えていた、英国人ベテラン教師を招待し... 2021.11.19 2023.10.02 フィンランド