カレワラの日にタピオラ

2月28日はフィンランドではカレワラの日（Kalevalan päivä）だ。

シベリウスの交響詩《タピオラ》を聴く。この曲を聴くと、フィンランドで最初に留学した学校の森と湖の空気感、そこで知り合った写真学科同級生のタピオさんのことを思い出す。みんなは年令に関係なく親しみを込めて「タプサ」と呼んでいたが、 ぼくよりも一回りぐらい年齢が上の人だったので、自然と「さん」を付けて「タピオさん」と呼んでいた。

ぼくはすでに、あのときのタピオさんの年齢を上回っているはずだ。《タピオラ》を聴きながらそんなことを思う。 今年も2月が終わる。52分の9が過ぎてゆく。

今日はカレワラの日！フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』が1835年に出版された日を記念してフィンランド文化を祝う日。日本語初版は1937年(S12年)にフィンランド政府の資金援助を得て出版されたよ。翻訳は森本覚丹でヨーロッパ以外では初めてのカレワラ翻訳本。こちらは当時限定400部のうちの1冊 pic.twitter.com/x2hhmkHxVS

— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) February 28, 2019

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