ジャコはアメリカ生まれのアメリカ育ち、という意味では生粋のアメリカ人だが、両親はフィンランドの出身だ。Pastoriusというファミリーネームはフィンランド人なら、シベリウスのようにパストリウスと発音するんじゃないかな。ひょっとするとスウェーデン系なのかもしれない。確かめたわけではないけれど。
ジャコのドドドドダッダダドドッドボワーンなベースサウンドに、フィンランド人の舌先が紡ぎ出すトッタタタッタトッタタな言葉のリズムが重なる。シベリウスの楽曲中にも時折垣間聴こえる、フィンランド語特有の促音ではないかと睨んでいる。
幼少の頃から両親の話すフィンランド語を聞いて育っているとしたら……、アルバムタイトルの《Word of Mouth》が意味深に思えてくる。
word of mouth
Word of mouth definition and meaning | Collins English Dictionary (collinsdictionary.com)
PHRASE
If news or information passes by word of mouth, people tell it to each other rather than it being printed in written form.
The story has been passed down by word of mouth.
B-1はバッハ作曲 “Chromatic Fantasia and Fugue” 《半音階的幻想曲とフーガ》のカバー。クラシック以外の演奏家によるバッハものの中でも、とりわけユニークで不思議な味わいがあり、大好きな曲の一つだ。
紙製のインナースリーブにはグランドピアノに向かうジャコの姿が。作曲中なのか鉛筆を咥えている。ピアノも弾けちゃうヤンキーみたいで、ジャコ兄さん、かっこいいにも程がある。
Jaco Pastorius – Word of Mouth
— じつぷり (@JITUPULI) February 8, 2022
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