フィンランド KarōshiとAvantouinti Hanko Finland 2003「日本では働きすぎで死んでしまう人がいるって聞いたけど、本当なの?」留学先のフィンランドで受講していた英語クラスで、先生のEricaさんが、ロシア人、リトアニア人、ウクライナ人、中国人そしてフィンランド人... 2017.10.19 2023.03.03 フィンランド
フィンランド IKEAのミートボール 『IKEA 2018 やっぱり、家がいちばん』先日、郵便受けに約20センチ四方、厚さ1センチほどのカタログが投函されていた。表紙に大きな白い字で「IKEA®」とある。 2017.10.17 2024.05.07 フィンランド
フィンランド Tuomari Nurmioとアキ・カウリスマキ アキ・カウリスマキの映画に、素のまま出演できそうな雰囲気の人物をときどき見かける。たとえば、フランスの小説家ミシェル・ウエルベック(1958-)、イギリスのシンガー・ソングライターのビリー・ブラッグ(1957-)、スロベニアの哲学者スラヴォ... 2017.10.16 2022.05.10 フィンランド
日々 十月の信頼できない海馬 マーティンは、秋がまたやってきたのを知った。犬が、秋の風と霜と、木の下で醸酵したリンゴの匂いをもって走りこんできたからだ。犬は、時計のゼンマイのようなその黒い毛のなかに、キリン草、夏の名残りのほこり、ドングリの殻、リスの毛、飛び去ったコマド... 2017.10.13 2024.02.24 日々
フィンランド 目新しい親近感 HEL, Feb 2012「シベリヤはどうしてこう寒いのかね?」「神様の思召しでさ」と、がたくり馬車の馭者が答える。チェーホフ「シベリヤの旅」神西 清 訳(『シベリヤの旅 他三篇』所収)岩波文庫 「こんなところにも人間が住んでいるんだ」 ... 2017.09.06 2024.05.06 フィンランド
日々 円頓寺のパン屋 芒種の旨いクリームパン このあいだ、うちの奥さんと二人、ぶらっと自転車で名古屋駅界隈に向かった。名古屋市長選挙とか、フランス大統領選挙とか、メディアが煽る戦争勃発の恐怖とか、いろいろあるにせよ、ともかくよく晴れた気持ちのいい日曜日だった。新しくできたJRゲートタワ... 2017.04.26 2024.10.12 日々
フィンランド ヘルシンキの心地よい音の質 「心地よい音の質」というのが、フィンランドの、というかヘルシンキの第一印象だった。夕方の便で到着したヴァンター国際空港からフィンエアーの直行バスでヘルシンキ中央駅に向かい、駅の近くに予約していたホテルに、うちの奥さんと二人で歩いて向かってい... 2017.04.14 2024.05.07 フィンランド
フィンランド ヘルシンキに吸い込まれてしまった帽子 Helsinki Finland 2006ヘルシンキにいた頃に帽子をなくしてしまったことがある。犬印鞄製作所の帆布製の茶色っぽい色の帽子で、つばにひらがなでうちの奥さんの名前が刺繍してあった。その日(2006年のたしか5月ごろ)、たまたま、... 2017.03.29 2023.02.09 フィンランド
日々 「アンナ・カレーニナ」を探して、トルストイ『アンナ・カレーニナ』望月哲男訳 The veiw from Pasilan silta Helsinki 2005 「復讐するは我にあり、我はこれを報いん」「ローマの信徒への手紙12-19」の主の言葉よりトルストイ『アンナ・カレーニナ』のエピグラフ(光文社古典新訳文庫) ... 2017.02.03 2025.04.22 日々
短篇小説 #014 須賀敦子「わるいまほうつかいブクのはなし」、ほんとうのことを好きになる 世の中にはいろいろな規則がある。立場主義者が従っているのが東大話法規則であるならば、わるいまほうつかいになるために守らなければならないのが、この短い話に出て来る、五つのきそくである。ブクが死ぬことになったのも仕方のないことでした。まだ髪のく... 2017.01.27 2024.02.24 短篇小説