じつぷり

フィンランド

Tammikuu kolmas viikko 2020

今年もフィンランドの友人がカレンダーを送ってくれた。彼女自身の撮影による、主にフィンランドと、他のスカンジナビア諸国の風景写真を使用したオリジナルのカレンダーだ。
収録作品

収録作品:トマス・フラナガン『アデスタを吹く冷たい風』宇野利泰 訳

Thomas Flanagan, "The Cold Wind of Adesta" アデスタを吹く冷たい風The Cold Wind of Adesta 獅子のたてがみThe Lion's Mane 良心の問題The Point of H...
日々

男性の家庭進出

「女性の社会進出」が叫ばれるようになって久しいのに、「男性の家庭進出」がいっこうに叫ばれないのはどういうことなのだろう。あるいは、どこかでささやかれてはいるのだろうか。
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日々

ベジマイト

街から「ベジマイト」が消えてしまった。以前は、成城石井やKALDIの棚にあった。今はネットショップでしか見かけない。普段、なければないですんでしまうのだけれど、どういうわけか年に二回ぐらいベジマイト・サンドイッチが無性に食べたくなる。
日々

あげたりもらったりするもの

先日、名古屋の某私立大学で、学生が先生をハサミで斬りつける事件があった。「単位をあげないと先生にいわれ、もらえないなら……」とニュースにあったけれど、そもそも大学の単位って「あげる」とか「もらう」ものなのだろうか。
フィンランド

フィンランドでカツ丼

フィンランドの日本食レストランで、カツ丼を食べたことがある。とても不味かった。パサパサのご飯の上に、カリカリに揚げたトンカツと生野菜のサラダがのっていて、マヨネーズ風味のタレがかかっていた。
短篇小説

#033 矢作俊彦「ブロードウェイの自転車」、ジョン・レノンとペリエだけわかった

コロンムバス・アヴェニュー、72丁目、”タバーン・オン・グリーン”のチョコレート・ムース、アカスキュータムの本店で買ったコート、”サヴォイ”のマーティニ、ジョン・レノン、ペリエ、ミュスカデ、シュリッツのライト、ソーホー・ニューズ、
短篇小説

#032 ハードボイルドな頭の体操、トマス・フラナガン「アデスタを吹く冷たい風」宇野利泰 訳

大学生の頃よく観ていた、フジテレビ深夜のクイズ番組『IQエンジン』を思い出す。大高洋夫、勝村政信、筧利夫、筒井真理子など、鴻上尚史の主催する第三舞台の役者さんが多く出演していた。
フィンランド

赤いヤカンを探して、アキ・カウリスマキ『罪と罰(Rikos ja rangaistus)』

「処女作にその作家のすべてがある」と言い出したのは誰か知らないが、アキ・カウリスマキ(当時26歳)の処女長編映画『罪と罰(Rikos ja rangaistus)』(1983年)にはピッタリの言葉だと思う。
短篇小説

#031 半音階の和音のように、H・E・ベイツ「クリスマス・ソング」大津栄一郎 訳

雨の降るクリスマス・イヴの午後4時、レコード店の二階で声楽を教えるクララのもとに、一人の青年が訪れる。茶色のオーバー、茶色のソフト、こうもり傘、という出で立ちの青年は「クリスマス・ソング」を探している。
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