じつぷり

日々

誰そ彼時のだるまさんがころんだ

誰そ彼時 名古屋 2020年11月11月のある日、午後4時頃。近所の広場から「だるまさんがころんだ」と、子どもたちの元気で楽しそうな声が聞こえてきた。午後6時過ぎ。誰そ彼時、公園の真ん中に立つ電灯が薄暗くぽっかり点灯していた。だるまさんがこ...
レコード

0321から1230への A LONG VACATION

A LONG VACATION 大滝詠一大滝詠一の《A LONG VACATION》(27AH1234)の発売日、3月21日をひっくり返すと、大滝さんの命日12月30日(しかも、2013年!)、1230になるということに、いまごろになって気...
フィンランド

スペースの問題

Näsijärvi Ylinen Finland 2004このまえEメールで、フィンランドのユヴァスキュラで図書館員をしている友人に、「屋外でもマスクするの?」と尋ねてみた。返ってきた答えは、No。曰く、「知ってのとおり、このあたりには e...
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短篇小説

#042 ロアルド・ダール「おとなしい凶器」、メリーさんのアイロニー

Öland Sweden 2003木曜日の午後5時、子羊のように善良で従順な妻メリー・マロウ二(Mary Maloney)は、夫パトリックが仕事から帰ってくるのを待ちわびている。家は暖かく整えられている。妻は妊娠6ヶ月。警察官の夫を尊敬し愛...
フィンランド

恩師供養にサーモンフィレ

Näsijärvi Suomi, Kesäkuu 2004昨日、近所のスーパーに北海道産のサーモンフィレの新鮮なのが出ていた。それを見てふと、2003年にフィンランドの国民学校の食堂で、その後恩師となるS.G.から初めて話しかけられたときの...
収録作品

収録作品:ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』伊藤典夫編・訳

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF) | ロバート・F・ヤング九月は三十日あったThirty Days Had September魔法の窓Magic Windowジョナサンと宇宙クジラJonathan and the Space W...
短篇小説

#041 ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」、ヤングのSeptember Love

ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」伊藤典夫訳時は2061年、学校教育が完全民営化され、学校や教師が絶えて久しいアメリカ。春のある日、妻子ある男が会社帰りに学校教師を買って帰る。ダンビーは古道具屋のウィンドウで「学校教師」を見初める。...
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Rubber Ringを求めて

XOO Multiplies / YMO, 10" (1980)ここは休日のスーパー銭湯、男湯の脱衣場か?店内に一歩足を踏み入れようとした瞬間、眼前の光景に既視を覚えた。令和3年10月1日、ディスクユニオン名古屋店のオープン初日。金曜日とは...
収録作品

収録作品:フリッツ・ライバー『バケツ一杯の空気』(サンリオSF文庫)

A Pail of Air by Fritz Leiber「バケツ一杯の空気」深町眞理子 訳A Pail of Air「ビート村」山下諭一 訳The Beat Cluster「火星のフォックスフォール」野口幸夫訳The Foxholes o...
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ディスクユニオンが名古屋に進出

1988年4月にディスクユニオン立川店で購入した輸入盤CD Everything but the Girl / Idlewild (1988)この十月、ディスクユニオン名古屋店が栄にオープンする。東京ではおなじみの「円盤組合」だが、東海地方...
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