この前、新幹線で東京へ向かう途中の品川駅での路上観察、というか線路上観察。
座席窓の縁に置いたデジカメの電子水準器が完全な水平を表示していた。
品川駅に停車する新幹線の窓の枠上が、きちんと水平になっている。なんでもないことのようだけれど、実はとんでもない事なんじゃないだろうか。
「品川水平」という四文字熟語が頭に浮かんだ。日本の鉄道・土木の技術力の水準の高さを表す故事成語として後世に残る、ことはないだろうけど、日本の鉄道発祥の地、品川駅、の矜持を見た思いがした。
東京の一つ手前の駅、ぐらいにしか思っていなかったが、品川駅に対する見方が根本的に変わった瞬間だった。
明治5年5月7日(西暦1872年6月12日)、日本で初めての鉄道が、品川・横浜間で仮営業 (かりえいぎょう)を開始しました。
「大正時代の品川 第2回」品川区
じつぷり
品川ホリゾンタル、っていうホテルはなかったよな
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