日々

バタ足

妻がお風呂からあがって、ザブザブ、ザブザブ、と全裸のままエアー泳ぎをして部屋に入ってきた。 クロール? と聞いたら、バタ足、と答えた。よく見たら、エアービート板も使っていた。ザブザブ、ザブザブ……。 English text To be e...
フィンランド

「バリピ」なフィンランド人

Telakka Tampere, Kesäkuu 2004 フィンランドでは6月1日月曜日、新型コロナウイルスによる規制が部分的に解除されたようだ。 写真日記を交換しているヘルシンキの友人による6月1日分の写真には、ほぼ2ヶ月ぶりに営業を再...
日々

マスク

晴明神社のお札 先日「アベノマスク」が届いた。 「安倍首相のお面」ではなく、普通の白い布マスクだった。 頂き物なので、とりあえず神棚に供えておいた。
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フィンランド

ポリスもアイスクリーム

Helsinki 2005 「ねえ、ねえ、ところで、美穂ちゃん、アイスクリーム食べる?」彼女は、もう一度、上目使いに私を見る。「どこの?」「ホブソンズの。ほら霞町の交差点に出来たでしょ。おいしいんだ、これが、また」 田中康夫「品川区 島津山...
短篇小説

#038 ジョン・チーヴァー「巨大なラジオ」村上春樹訳、ザブザブ読める

ジョン・チーヴァー「巨大なラジオ」村上春樹 訳(『巨大なラジオ / 泳ぐ人』新潮社) たとえば1970年代日本で、陽の当たる屋上で寝転んでいる忌野清志郎(高校生?)の、内ポケットのトランジスタ・ラジオから流れてくるのは、リバプールやベイエリ...
短篇小説

#037 リング・ラードナー「この話もう聞かせたかね」、モリッシーも読んだかもしれない

それから別にひとり若い男がいたが、容貌といい健康さといい、若さの見本みたいな青年でね、まずスカンジナビア系でしょう、金髪でまさにヴァイキングの子孫にふさわしい逞しき若者だったねえ。
日々

ずっと低空飛行

English text At the last moment, with a bare twenty feet of runway left, Gould sat back sharply in his seat, almost pull...
日々

埴輪との十分な距離

埴輪 武人 武人型の埴輪をお土産にもらった。枕元において毎晩眺める。本物と比べてはいけないが、造形的にはかなりぼんやりとしている。ふと思い立って、空洞のボディにLEDの懐中電灯を差し込んでみた。結構怖い。なるほど、これは大魔神だ。 次は美豆...
日々

肩にもキンカン

新旧のキンカン100mlと120ml ■効能又は効果■虫さされ、かゆみ、肩こり、腰痛、打撲、捻挫■用法及び用量■1日数回、患部に適量を塗布してください。 キンカンの説明文 2013年7月改訂(第5版、記載要領変更に伴う改訂) 肩が痛くてぐる...
フィンランド

タンミサーリの寺子屋

自分の「最終学歴」を振り返ると、なんだか居心地が良くない。むりやり抱っこされた猫のように、グルングルンして逃げ出したい気分だ。どうしたらいいんだろう。 試しに、フィンランドのタンミサーリ(エケナス)の森にポツンとある一軒家の、寺子屋のような...
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