展覧会
アラーキーとムーミン
2003年の3月に、国民学校を見学するため、フィンランドのタンペレを訪れていたとき、偶然、タンペレ市立美術館でアラーキーこと荒木経惟の写真展が開催されていた。
圧縮されたイメージの吸引力、ジョゼフ・コーネル コラージュ&モンタージュ展(DIC川村記念美術館)
短篇小説が好きだ。短い時間ですぐに読んでしまえるから。でもだからといって、すぐに理解できるとはかぎらない。
深呼吸をしたくなるアルフレッド・シスレーの青い空
Sky on Helsinki 2006 ひとつの画布を私はいつも空から始める…私の好きな画家? 同時代に関して言えば、ドラクロワ、コロー、ミレー、ルソー、クールベが私の師匠である。みなが自然を愛し、力強く真摯に感じている。 アルフレッド・...
死神博士のジョゼフ・コーネル
先日思いがけず、ジョゼフ・コーネルの作品を観る機会にめぐまれた。名古屋ボストン美術館での最終展『ハピネス~明日の幸せを求めて』を訪れたときのことだった。
やっぱり『積みわら』で
ちょっと前に、名古屋市美術館でモネの『積みわら』をみた。『積みわら』というタイトルだが、本当はわらではない。脱穀前の麦の穂を積み重ねたものらしい。図録にそうあった。 紡錘形に頭の尖った「積みわら」の大きのと小さいのが二つ、夕暮れ時のフランス...
日本で初めてのヘレン・シャルフベック / Helene Schjerfbeck 展、でも名古屋には来ず
Jyväskylä Finland 2006 どんな用件でも、フィンランドの友人知人からメールなり、ハガキなりが届くととても嬉しい。昨日、フィンランドのTammisaari (スウェーデン語では Ekenäs)に住んでいる知人のNinaさん...