タイのお菓子が、諸般の事情により、ときどき我が家に漂着する。ピーナッツ、ゴマ、お米のポン菓子などを水飴に封じ込めた、日本の「おこし(粔籹」)のような風貌だがココナッツの風味がある。水飴にパームシュガーが使われているのかもしれない。
青色の箱には、タイ語の文字とアユタヤのワット・プラシーサンペットの仏塔の写真が印刷されている。このお土産を持参したタイ人はアユタヤの出身に違いない。
タイの文字はさっぱりわからないが、英語で記された「THAI CEREAL BARS」はともかく、「MAE SANGVIEN KRAYASART」とはなんだろう。このお菓子の名前だろうか。
裏面のお店の所在地を示す地図には、「TESCO Lotus express」の大きな丸印が目に入る。タイのスーパーマーケットのチェーン店らしい。そこで売っているのかもしれない。
だいぶ以前に訪れたことのあるアユタヤの、ローカヤスター寺院の涅槃仏を思い出しつつ、午後のおやつにいただく。甘すぎず優しくて素朴な味わいが病みつきになる。このお菓子の持参人も、きっと素朴で優しい人柄なんじゃないかな、と思えてくる。
けっこう噛みごたえがあるので、歯が弱い人には注意が必要だ。
きょうのKahvitauko。タイのお菓子。 pic.twitter.com/aaMufso1Uw
— じつぷり (@JITUPULI) November 17, 2020
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