フィンランド

フィンランドの小さなベッド

ストックホルムのホステルのベッド フィンランドでの生活で、今でも不思議だと思うことの一つに、フィンランドのシングルベッドは、なんであんなに小さかったのだろう、というのがある。フィンランド人は男女問わず結構身体が大きいのに。 学校の寮のベッド...
フィンランド

レイカ・エム・コルメ

Leica M3 フィンランドの人は、Leicaをレイカと発音していた。 レイカ・エム・コルメ。なんか、かわいい。 そのとき、ぼくの中で質実剛健なドイツ人男性だったライカが、クールでツンデレなフィランド人の女の子にイメージ転換した。
フィンランド

あいまいなフィンランドの11月

Unknown place, Helsinki Finland November 2005 フィンランドの11月は……、特に何もない月、という印象だ。 10月の初雪なんかなかったかのように、雨がポショポショと降るし、クリスマスにはまだ日があ...
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日々

誰そ彼時のだるまさんがころんだ

誰そ彼時 名古屋 2020年11月 11月のある日、午後4時頃。近所の広場から「だるまさんがころんだ」と、子どもたちの元気で楽しそうな声が聞こえてきた。 午後6時過ぎ。誰そ彼時、公園の真ん中に立つ電灯が薄暗くぽっかり点灯していた。だるまさん...
レコード

0321から1230への A LONG VACATION

A LONG VACATION 大滝詠一 大滝詠一の《A LONG VACATION》(27AH1234)の発売日、3月21日をひっくり返すと、大滝さんの命日12月30日(しかも、2013年!)、1230になるということに、いまごろになって...
フィンランド

スペースの問題

Näsijärvi Ylinen Finland 2004 このまえEメールで、フィンランドのユヴァスキュラで図書館員をしている友人に、「屋外でもマスクするの?」と尋ねてみた。 返ってきた答えは、No。 曰く、「知ってのとおり、このあたりに...
短篇小説

#042 ロアルド・ダール「おとなしい凶器」、メリーさんのアイロニー

Öland Sweden 2003 木曜日の午後5時、子羊のように善良で従順な妻メリー・マロウ二(Mary Maloney)は、夫パトリックが仕事から帰ってくるのを待ちわびている。家は暖かく整えられている。妻は妊娠6ヶ月。警察官の夫を尊敬し...
フィンランド

恩師供養にサーモンフィレ

Näsijärvi Suomi, Kesäkuu 2004 昨日、近所のスーパーに北海道産のサーモンフィレの新鮮なのが出ていた。 それを見てふと、2003年にフィンランドの国民学校の食堂で、その後恩師となるS.G.から初めて話しかけられたと...
収録作品

収録作品:ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』伊藤典夫編・訳

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF) | ロバート・F・ヤング 九月は三十日あったThirty Days Had September 魔法の窓Magic Window ジョナサンと宇宙クジラJonathan and the Spac...
短篇小説

#041 ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」、ヤングのSeptember Love

ロバート・F・ヤング「九月は三十日あった」伊藤典夫訳 時は2061年、学校教育が完全民営化され、学校や教師が絶えて久しいアメリカ。春のある日、妻子ある男が会社帰りに学校教師を買って帰る。 ダンビーは古道具屋のウィンドウで「学校教師」を見初め...
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